出版社:日経BP 日本経済新聞出版 著者:尾野徹
発行:2024年08月
大分県で発足した、インターネットの前身であるパソコン通信COARA(コアラ)の事務局長としての経験をもとに、インターネットを導入する地域興しに取り組んだ記録を綴った本。地方の市民が「ネアカ・ハキハキ・マエムキ」を合い言葉に、巨大企業や行政を巻き込みながら導入を先導し、日本初のADSLサービスを実現した。この経験で得た技術が、著者の本業である設備会社のZEB事業開始に繋がっている。地方創生に携わる方にぜひ読んで欲しい一冊。
BIZCOLI 近藤孝子
表紙は日経BP社サイトから引用