出版社:技術評論社 内山悟志著
発行:2019年06月
テクノロジーはわずか10年で世界を変える。これは本文中にあるフレーズであるが、自分の生活、あるいは自分が関わる事業を振り返ると、さもありなんということが多い。そして、ここに「デジタル」という概念が加わることによって、その変化のスピードはさらに速くなることが予測される。こういった状況下で、企業はただ嵐が過ぎ去るのを待つだけでは生き残れず、自ら行動を起こしていくことが必要であり、その1つとしてイノベーションがあげられる。本書では、企業がイノベーションに取り組むうえで陥りやすい4つの壁(WHY、WHERE、WHAT、HOW)をどのように乗り越えていくか、そして、そのベースとなるイノベーション創出環境の整備、企業内変革の進め方について、様々な事例を用いながら整理している。
事業開発部次長 平田エマ
表紙は技術評論社サイトから引用