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座右の書『貞観政要』中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

2018.11.1

出版社:KADOKAWA  著者:出口治明

発行:2017年01月

周辺環境が目まぐるしく変化する中での迅速な意思決定は、経験の豊富なリーダーでも難儀なことである。大企業やベンチャー企業、そして現在は大学においてチームを率いる著者が、座右に置く書として30代から愛読しているのが中国の古典「貞観政要」である。中国史上、最も平和な時代といわれる「貞観」(西暦627年~649年)の時代を築いた唐の第2代皇帝・太宗・李世民の言語録であり、「帝王学の書」として中国の皇帝や、我が国でも北条政子、徳川家康、明治天皇などが愛読したと言われる。大の読書家であり、歴史に関する書も執筆している著者が、マネジメントの原理原則が語られた部分を厳選、意訳するとともに、現代のビジネスシーンと照らし合わせた解釈を加え、「理想のリーダーとは何か」を考えるヒントをまとめている。

事業開発部次長 平田エマ

表紙はKADOKAWA社サイトから引用

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