九州国立博物館応援セミナー
特別展:『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』 2019年4/23日[火]-6/16日[日]
京都では「千本釈迦堂」の名で親しまれている大報恩寺は、いまから800年前の鎌倉時代に創建された古刹です。本堂は、応仁の乱などいくつもの戦火を免れ、洛中最古の木造建造物として国宝に指定されています。
大報恩寺は、近年の仏像ブームのなか、鎌倉時代の仏像の宝庫として人気急上昇中です。鎌倉時代の巨匠・快慶が最晩年に手がけた名作「十大弟子立像」、快慶の一番弟子・行快が担当した本尊「釈迦如来坐像」、運慶の弟子・定慶の代表作「六観音菩薩像」など、鎌倉時代のスター作家たちが手がけた傑作が伝わっています。
令和最初の九博特別展では、これら大報恩寺が誇る鎌倉彫刻が一堂に勢ぞろいします。このセミナーでは、本展の見どころはもちろんですが、マニアックな鎌倉彫刻の楽しみ方をご紹介します。