国土の約3分の2を、森林という貴重な資源に恵まれた日本だが、それを支える林業は不振にあえいでいる。苗木が生長するのは50年後という長い生育サイクル、国内需要や国際情勢で大きく乱高下する販売価格、危険を伴う山林管理などが敬遠され、山はますます荒廃し、国土の保全という観点から見ても、森林は危機に直面している。
著者田島氏は、大分県日田地方で鎌倉時代から続く林業を営む現場の第一人者。
今回のトークイベントでは、田島氏と交流のある、北九州市立大学の城戸教授を聞き手にお迎えし、現在の日本が抱える林業経営の問題点と、田島氏が挑む新たな林業経営について話をうかがいます。
日本の将来を共に考え、「森を守る仲間」の第一歩を踏み出してみませんか?