北九州市の副都心である黒崎地区において、行政(北九州市)と民間団体(副都心黒崎開発推進会議等)との協働により、まちづくり活動を通じて育成された“志民”が、まちのへ思いを共有(継承)しながら互いに連携を深めることで、地方創生の担い手としての“ゆるやかな組織(新たな地域コミュニティ)”が形成されていくプロセスの紹介を通じて、2020年以降の地方版総合戦略(第2期)の方向性も見据えつつ、“志民”と“ゆるやかな組織”が、今後の持続可能な地域づくりにおいて果たすべき役割について考えます。
講演内容
1.地方創生の課題と可能性 ~第1期の評価と課題、第2期の方向性~
2.地方創生の政策的評価(成功・失敗事例の判別)のための指標~4つの要件&9つのキーワード~
3.先行事例に学ぶ(その1) ~地方創生を支える地域人材“志民”の育成
4.先行事例に学ぶ(その2) ~“志民”がつくる“ゆるやかな組織”の可能性~