BIZCOLIオープン時に選書や書棚づくりについてアドバイスをいただいたブックディレクターの幅允考氏をお迎えし、BIZCOLI10周年記念イベントを開催します。
時間の奪い合いが激しい時代において、本は不利な状況に置かれています。幅氏は、「本」という遅効性の道具の良さを人々に伝えるブックディレクター。人が本と出会う様々な仕掛けをつくっています。本を手に取ってもらえる環境とモチベーションづくりといった「差し出し方」の細やかさや工夫の事例を元に具体的にお話いただきます。
また、コロナ禍を経て、本というメディアの立ち位置も随分と変わってきました。昨今のネット社会といった「繋がり過ぎる」日々の中で、書物が果たす役割について未来志向で語っていただきます。